教育について

青少年共育活動「てらこや」

05不登校・引きこもり・いじめ…現代の教育の問題は深刻さを増しています。その現状に心痛めない人は少ないでしょう。我々は、これらの要因は、問題が顕在化した子どもたちだけではなく、健常と呼ばれている子どもたちの中にも潜んでいるものと考えています。我々はこのような状況を「地域教育の再興」によって打開しようと、現代版「てらこや」を八千代に設立したいと考えます。かつて、地域社会は、子どもたちが群れをなし、おもいっきり遊び、集団行動の中で自治を覚える時間・空間・仲間に溢れていました。そして、子どもたちに過剰に干渉することなく、彼らを温かく見守り、時には厳しく叱る青年組があり、自律した人格と慈悲の眼を持った大人たちの存在がありました。我々はかつての地域社会に存在した、世代を超えた重層的な人の和による教育を日本の民俗に習い「複眼の教育」と呼んでいます。そんな「複眼の教育」を八千代市の現在を創り上げてきた年配の方々と我々青年世代・大学生・市民ボランティアのコラボレーションによって再生するのが現代版「てらこや」なのです。

子どもたちが一人前に育つには、信頼しうる人、あこがれとなる人との出会いや、いきいきと今を生きる感動体験が必要です。一人前とは、自ら感じ考え判断して、求められれば社会のために働くことのできる人です。地域社会の歴史・伝統・自然をいかした様々な活動を通して、同じ釜の飯を食べ、共に汗を流し、泣き、笑い、歌い、踊り、学び、気づき、葛藤する中で子どもたちは、良き仲間を作り、あこがれとなるお兄さんやお姉さん、信頼できるおじちゃん、おばちゃんと出会います。子どもたちは、そんな感動体験を通して、自ら主体的に生きる力、地域への愛着を自然と身につけていくでしょう。そのために我々大人は、自律した存在へと自らを育てなくてはなりません。そう、子どもたちの存在が我々の成長を促してくれます。自然と関わり、人と関わり、社会と関わる活動を通して、大人も若者も子どもも共に育つ。そんな感性溢れる街、八千代を皆さんと創造していきたいと考えます。10